ようこそ。
身のまわりの いろいろな モノを ジャンルをとわず あまり深い 考えもなく つくったので 写真と みじかい駄文で ログって います。 あまちゅあが つくったにしては まあ まあ おもしろい のではとおもっています。
 

2011年4月3日日曜日

テレビの台2




テレビを買った。ということに、若干後ろめたい気もする。僕はたびたび「テレビはかならずしもいらない」と家族に言い、アナログ波終了とともに「我が家もテレビ終了もありだ」とも半分本気で言ってた。

テレビが居間の中心になる状態が好きではない。テレビが居間につきっぱなしが当たり前で、それを中心に団らんがあるという家庭をよくめにするが、ちうだろうと思う。テレビ番組は人がいつまでもいつまでも見るような面白い演出を沢山提供している。テレビがある部屋の写真をみたりするとテレビが部屋の真ん中、それも一番いい場所においていることがよくある。そんなに大事じゃないだろうと思う。ま・・それはそれとして。
テレビ台を作ることにした。テレビを見ることよりもテレビ台を作ることのほうが絶対面白いに決まってるんだ。テレビの見えるところに人が集まるのではなく、人のいるところにテレビが向くような動くテレビ台にしよう。

今回買ったテレビはでかい。40型である。テレビ台を作る場合は重いテレビを支える安定性や、テレビの重さに影響しない可動部のスムースさが必須である。また可動と言っても前後だけではなく、いろんな方向に回転しなければ意味がない。テレビを居間の中心に据えないし通常は部屋の片隅に追いやる、という僕のこだわりがありテレビの場所が自在に動く仕組みにしたい。

デザインは結構頭使った。理想的な可動イメージを頭に描いた。それなりにクレバーな可動範囲だ。でもああしてこうしてとなんかできるような気がしていた。だが、はじめに考えたものは可動範囲が限られる、次に考えたものはテレビが倒れる可能性がある。何度か設計を書き直した。

テレビが台から落ちてしまわないようにどうすればいいか、台は4本足にするか、2枚の板で支えるか、組みあわせ式にするか、ビスでとめるか、可動部には何を使うか、荷重はどれくらいか、板の厚さはどれくらいなければいけないか、などなどものすごく考えた。結果、図面のようになった。

高さ。また見やすいテレビ台の高さはどれくらいか、は最後まで悩んだ。テレビは土台の高さ、可動部(キャスタ)のたかさ、さらにテレビの脚の高さの上に画面があるので逆算して土台の高さを決めなければいけない。当初もともとあるデッキの台(50センチ)が下にすっぽり収まる高さにしようと思ったがそれだと高すぎる気がするので結局それより10センチ低くした。

荷重。テレビは20キロあるので土台には厚さ30ミリの集成材を買った。買った集成材は長さが2メートル以上あり島忠ホームセンターで必要な長さにカットしてもらったが、ほぼ全て使い切った。土台には厚さ30ミリだがテレビを載せる台は厚さ20ミリで十分であることが分かった。20ミリの厚さの集成材は僕(体重63キロ)が乗っても反ったりしなかった。

接合。台は安定していなければならない。最終的には壁面に固定しようとがっちりと固定用の角材をビス止めした。ちょうど邪魔な場所にテレビのアンテナとコンセント盤があったので、角材を削ってはまるようにした。いつもの家具の木工では僕はくぎやネジはほぼ使わない。ただし今回はなによりも正確さと強度を最優先して木組みはせずビスとドリルが大活躍した。もちろん強度のために木の接合には木工用ボンドも使った。




可動。可動部分は全部で3か所ある。それぞれが互いに関係するので本当に正確さには神経を使った。
土台の上にレールを敷いて走る『台車』はまっすくぐすすむために4つのキャスタが1度も違わず同じ方向を向いている必要がある。
回転盤というものを買ってきた(結構高い)が、台車とテレビを載せる台の間につける。壁との距離、回転軸、テレビの台が回転した場合の板の位置など細かに計算して取り付けた。
床につく方の『台脚車』は、はじめ2輪にしようと思ったが、こちらも安定のためと板そのものが幅広になったために4輪にした。
テレビ台は回転するとどうしても角が邪魔なので、これも全体の部品の位置を損なわないようにカットした。

『台脚車』自体も手前に引き出すときに壁に擦れるので角をカットした。

(つづく)

2011年3月21日月曜日

earth8 110320











しばらくブログってなかったけれど、earth8くんは今やにきびだらけの花盛りといったところ。この花の名前はなんっていうんだろう、今朝萎れて元気がなかったので水をあげたらすぐに元気になったよ。そろそろ散髪してあげようかな。花が終わってからにしようかな。


プランテーション(2)


盆栽への目覚め?
2011年の春がきた。ベランダに雑然とある鉢やプランタをきれいにしたい。マンションの花壇の模様替えをしたい。2010年度第一回コンポストでの成果の土を取り出し、2011年度第二回コンポストを始めたい。などなど、春の陽気に頭も中の虫が引っ張り出されて、いろいろ欲望が渦巻いている。
謎のデザイン

マンションの花壇では、僕や僕の家族が手入れをしているのを見て近所の人が声をかけてくれる。子供たちは「あっフラワーマンだ!」と手を振ってくれたりしない。また近所の花好きな人(間違いなく僕よりも造詣が深い)が花を追加で植えてくれたりした。ただなんか遠慮がちに植えている。

実は、僕の花壇作りは特別デザインはなくいってみれば滅茶苦茶だ。花屋に行って僕の感覚できれいだな、安いなと思ったいろんな花を買ってきてまぜこぜに植える。ただそれだけ。ガーデニングが好きな人は、だから、僕の花壇の意図を計りかね、めちゃくちゃなレイアウトをみて、「もしや前衛芸術なのでは!?」と、花を植えるのを遠慮しているのかもしれない。

ひとつだけ意図していることがある。人の手があまり入っていないように見せるのは、かっこいいかと思っている。名も知らぬ草(世間的には雑草という)がどんどん生えてくるが小さい草ならそのまま生えるがママ、ふえるがパパにしている。

サボテンと苔と果肉植物をアレンジ
去年秋から冬にかけては、スミレ的な花やビオラ、アリッサム、ストック、カランコエ、ナンチャラ、カンチャラが寒さに関わらずきれいに咲いた。先日は春から初夏にかけての花、金魚草、プリムラ、チューリップ、アレヤ、コレヤを買ってきて植えた。オジギソウの種も植え、グラジオラスの球根も埋めた。ソドムというなんとももぞもぞしてかわいらしい植物も植えた。ふえろふえろ。楽しみだ。そして名も知らぬ草が全体に深淵さを演出する、かもしれないといえなくもなくもないだろうか。
自家製プランタ

さて自分ちのベランダでは、サボテン・果肉類が別々の鉢に植わっていたのを2つの大きな鉢に寄せ植えした。2つ目の鉢はやはりうちに余っている木材でこしらえた。土はサボテン用が半分、自家製肥料とその辺から持ってきた土の混合が半分。サボテンは長年ほったらかしにされたためかすっかり土がカリカリバザバザになった感じで、どの鉢も苔むしている。苔もまた風流哉かな鐘の音。ただサボテンと苔の寄せ植えってうまくいくのか、ともかくやってみた。
 名も知らぬプラント

サボテンパラダイス
寄せ植え的箱庭は実は去年にも作ってみた。あくまでも自己流アーンド自己満足。名も知らぬ草もたくさん生えている。それもふくめて僕流箱庭。箱庭といっても、つまりはプランタ。これって、あと何年かすると僕も盆栽をはじめるのかもしれないとやりながら思う。盆栽か~。なんかジジくさい響きだな。BONG-SIGHTにするっぺヨ。んだんだ。

明日葉は元気に育つ
ベランダのプランタには八丈太鼓の師匠の遠藤先生からにもらった明日葉もあり元気に育っている。
どういうわけか大きくなっていかないが定期的に新芽が出てきている。先日は初めて新芽を採取してお浸しにして食べた。ちょっと苦かったのでお浸しをそのまま天ぷらにしたらとてもおいしくなった。ただできれば増やしたいなと思うので、実は一株だけマンションの花壇に植えようと思っている。花が咲けば植える意味もあるし。

鉢植えは土だけ置いておいても不思議と草が生えてくる。それを雑草と呼ばずただ名も知らない草と呼びたい。
もっとも僕自分でそだてている花壇の花もベランダのサボテンも僕は殆ど名前を知らない。名も知らない草の園に名も知らないいろんな花がいっぱい咲いている。そんな風景がいいなと思ふ、彼岸かな。

プランテーション(1)

突如始まった土いじり

去年2010年の5月の連休に僕は突如として花壇作りを始めた。

土や植物をさわりだすと思いがけない充実を感じる。なんか不思議だがこればっかりは実際にやるまではわからない。
これまでもサボテンをいくつか持ってたりど素人プランタ菜園をしたことはあるが、土は作ったことは一度もなかった。それがなぜやる気になったのは、土を買うのがもったいない&面倒だったから。のちのち、土を作る方がよっぽど面倒だとわかったが。

マンション前庭
今住んでいるマンションは、設計者の意向か花壇が豊富だ。外周はぐるりと花壇に囲まれて、廊下側にも1階から3階は既設の花壇がある。驚くのが1階~3階のベランダも固定の花壇が設えてあり入居者は強制的(?)にガーデニングをやらされること。珍しいマンションだ。
それらの花壇に色とりどりの花がいつもあれば、良い子が住んでるよいマンション、楽しい楽しい花の街になるだろうと思う。

ところがマンション外周の花壇は荒れ放題。誰も何もしないでほったらかし。はじめかっら植わっているツヅジの木が手入れもされずがガサガサにある。かく言う僕もこに住んで10年以上いちども花壇に目がいかなかった。想像力の問題だが、ある日、ヨーロッパのアパートが写ったの写真をみていいなと思った。ヨーロッパだからじゃなく花があったからだ。うちのマンションには花がない。そうだ花を植えよ!との天啓。管理組合長に許可をもらい花壇の耕作から始めた。

耕作はそれほど想像以上にしんどかった。草むしり、土いじり。スコップと篩(ふるい)を買った。まずごろごろしている石、コクリートの破片をどかし、ごみを捨て、スコップで掘り起し篩で土をふわふわにした。しんどかったが楽しかった。これでジャガイモでも植えたら開拓者だ。

マンションの路地
さて、花。
近所のホームセンターでペチュニア、ガーベラ、ひまわり、ナントカ、カントカを買ってきて植えた。植え方はパーフェクト自己流。ホームセンターで売っているくらいの花なので適当に土に穴掘って植えておけば育つと思った。種もまいた、日日草はうまくいったが、コスモスは結局出てこなかった。ひまわりはめちゃくちゃ大きくなるだけなって、手入れをしないでいたら、全く花が咲かなかった。昨年の夏は暑いこともあり、そうとうにうっとおしかったのか、いつの間にか誰かに伐採されてしまった。(ToT)

花を植えている時あらためてわかったのは土の貴重さだ。花壇にはともと土は入っているが、耕したり石をどけたあとは何となく目減りした。どからか土を持てきて増やせばいいのだが、どこから持ってくる? 今まで考えたことがなかったが土ってどこにでもあると思いきや勝手に採取して自分の花壇に持ってきてよいとは思えない。それに土には栄養が必要でどちらかというとこちらが大切。これもお金を払って買わなければいけないのか!と愕然とした。

また天啓がきた。コンポストを作ることにした。
ゴミが土になる、そう思った。実は土になるのではなく肥料になると知ったのは後のこと。その時は突っ走った。
手作りコンポスト
コンポストつくりの先生は主にインターネットだった。本当にたくさん調べた。箱は通気性、避湿性、避虫性を勘案し自分で木製布張りのコンポストを作ることにした。材料費は¥0円。うちにたくさんある工作の残り材で十分まかなえた。内側に布を張った。虫の侵入を防ぐため。インターネットには「恐怖!うようよウジ虫の怪・・」的な体験談がいっぱいあった。蠅は小さな隙間からも入り込んで卵を産み付けるらしいのだ。布は木工用ボンドで内側に貼り込んだ。蓋に一番気を使った。隙間なくぴったりはまるようにし、布を張り通気をよくした。木部は全体にしっかり防水塗装をした。

2011年度は開始された
さてコンポストの材料もいろいろあるが、いわゆる「段ボールコンポスト」に使われるピートモスと、もみ殻くん炭の混成を採用することにした。いろいろとかくととても長くなるが、結果的に2010年5月~10月のコンポスト成果は100点満点。ビギナーズラックかもしれぬが、最初にしては本当にうまくいった。その間毎日の生ごみ、雑草などたくさん放り込んだが、コンポストは跡形もなく分解してくれた。詳しくは、拙著「あのコンポストとの暑い日々」(宝島社刊)を読まれたく。(←うそですよ! うそ。)

2011年3月13日日曜日

お見舞い

地震で甚大な被害を受けた多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。皆さまが少しでも早くもとの生活を取り戻せますようにお祈りいたします。大変微力ですが電気と情報・交通網の無駄遣いを控え非難された方々のために優先に使ってもらえるようにします。

2011年2月19日土曜日

サイドボード

繊細なつくり?

食器棚も欲しかったけど、サイドボードも欲しかった。うちの中にはどこにもしまわれず飾られずのグラスや食器、ぼんやり床にならべられたお酒の瓶がたくさんあった。ある時カナダのアーティストから1セット100ドルもするコーヒーカップとソーサーのセットを2セット買った。それをならべちょっと自慢したいという理由もあり、食器棚サイドボードを作ることにした。

期待はしていなかったが一応家具屋は探したが、やはりこれといったものはなく、むやみに高級そうかむやみにセンス悪いサイズのものばかりだった。ただし既製品を探すことはデザインや機能を研究するうえでためになる。研究といったって大したことしたわけではないが。
竹ひごのレール

デザインはたぶん何かを参考にした。例えばガラス多分に使い採光よくしたのもはそれ。ガラスつきの家具なんて作ったことなかったのでチャレンジだった。曲線を取り入れたり、脚をつけ、また全体がオレンジ系なのも僕のこのみ。薄型で上に行くにしたがって奥行きを狭めるのは狭い部屋で圧迫感がないように。特にお酒を並べるのに圧迫感があっては精神的に困る。

ガラス。近所のガラス屋にいって必要なサイズを切りだしてもらった。引き戸のガラスは割と大きい。特殊なのは天板のガラス。幅10センチ長さ1メートル。面積に関係なくこのようなガラスを切り出すには元のガラスが最低幅1メートルなければいけない。ガラス屋のおっさんがどでかいガラスを持ち出して、10センチ幅のガラスを切り出すときはああもったいないなと思ったが、しっかりお金もとられた。

引き戸。これも精密性が要求される造作だがなんかうまくできた。戸にはべニア板を使いのこぎりではなく定規を当ててカッターナイフで切断したのが正確に作れた理由だと思う。下の扉はレールを竹ひごで作っている。上のガラス戸のレールはホームセンターで買ってきたもの。本来このように使うものかどうかはわからない。上の戸は、外れることはないが下の方はしばしば外れるので開け閉めはそおっとする。

木工部分は集成材とべニア、工作用の角材を利用している。下の戸だなにあるコップやグラスや小瓶用の小さい棚は後からくっつけたもの。大概の小さな部品は木工用ボンドでくっつけている。貼り付ける面積を広くすれば木工用ボンドも強い。さすがにちいさい棚には支えの脚をつけている。構造物全体も集成材にほぞをあけて組み合わせているがやはり木工用ボンドで固定している。引越しするようなことがあればこの食器棚を運ぶのは最細心の注意を払う必要がある。

かみさんはいまだに食器棚をほしがっている。



天板は1メートルぐ

earth8 110219

雪ニモマケズ
Very cold today. 
Yesterday, very strong windy day.
North area snow lay.
However, spring'll come soon.
Last night He looked at full moon. 
Saying never stop to grow.
His cheek glow.

  - Jack. K. Swan
今日はとても寒い
昨日はとても強い風の日だった
北国は雪でおおわれている
ただ春はすぐくる
昨夜君は満月を見ていたね
変化をやめないって言ってるみたいに
頬が輝いていたね

(訳:ブログ管理人)

2011年2月11日金曜日

オーディオラック

笑うオレンジ
住まいのサイズや関連するモノの大きさに合わせて作るオーダメード家具は、誂えものゆえ高価である。自分で自分にオーダすると、既製品(レディメード)家具よりも少ない現金支出で済む。ただし自分の時間もお金で換算すれば、材料費+自分の手間賃、となるので理論上は高くつくかもしれない。僕が作った家具を奇特にも「それ買ったっ!」という人がいたら、僕の家具の何に価値を置いて報酬を支払うのだろう。

1.材料
2.大工道具のすり減り賃
3.デザイン料
4.サイズ検討・設計費
5.打ち合わせなどの手間賃
6.大工作業費
7.ドキュメント費用
8.大工時の労災保険料
9.有名料
10.メンテナンス料金

「有名料」とは、僕自身に対するプレミア。例えば「ジョン・レノンの落書きがヨーロッパの何チャラオークションで数万ドルで落札」などはそれにあたる。また「メンテナンス料金」とは、購入後でも修理をして欲しい場合云わば保険料。僕への考えられるとしたら、1~10の内どれとどれか。も・ら・え・た・らの話だが。

僕が僕に注文した家具の何作目かがこのオーディオラック。シンプルなこと、木製なこと、部屋の中を動かせること、オーディオのサイズに無駄なくぴったりなこと、明るいきぶんになれる色彩であること、ドア付であること。この作品はこれらの注文をこれらを文句なく満たしている。¥1,000,000?

さてラックのドアに色を塗った後にパレットに絵の具が大量に残ってしまった。貧乏性でどケチな僕は余った絵の具も使いきってしまおうと考えた。ドア正面に何かよい意匠をと、考えた末、笑顔を描いた。それは注文主である僕は、全く頼まなかった仕事なので、この時点でオーダ家具屋としては失格、となる。¥0。

2001年さく
ただまあ作った本人もオーダした本人もその家族もこの笑顔に愛着がわき、時々修理しては使っているので、価値は上がっている・・・はず。

ものの価値にはもう一つ「歴史」ということもある。なんかのことでもしや僕が超有名になった場合は余った絵の具で笑顔を描いたラックも「やっぱりなにかもっている」などと後付けのプレミアがつく。

earth8 110206

facebook常連?

このごろ気まぐれにfacebookを眺めてる。知り合いの近況などが書かれていると読んじゃうが、日ごろ会っていない人ほど、近況がわかるのは楽しい。写真だけでもいい。久しく会っていないけれど近況が気になる人はとても大勢いるので、facebookにもっと登録してくれたらいいと思う。

earth8君は気まぐれで僕のブログに顔写真が載るが、僕の近況をfacebookに書くより頻度が多い。寒い冬なのにearth8君は少しずつでも生やし、蠢いているようで、ニュースソースとなりうる。earth8君が一個人としてfacebookにレジスタされたら、友達百人できるかな。

写真は前の日曜日のもの。今日は建国記念日。窓の外は雪が降っている。earth8君は雪の当たらないところで雪宿り。

2011年2月2日水曜日

小本棚

おしゃれかも
上から、父、母、息子 の塗り
日曜大工とか好きな人はたぶん誰でも「棚」作るのだろう。僕もちろんご多分に漏れずこれまでにたくさん作ってきたと記憶している。僕が作った棚は現在数台が我が家にあり。黙って元気に活躍している。

これはもっとも歴史の浅い本棚。僕が作って色は家族3人で塗った。棚の部分だけは板を買ってきたが、柱はすべて木工で余った角材やべつの家具の部材だったものをリサイクルした。エコなところと、思い出を捨てないところがリサイクルのよいところだ。

この本棚は、本好きではあるが片づけは好きじゃないかみさんと子供が図書館から定期的にどっさり持ってくる本をそこらじゅうにばらまかないようにするため。色も塗らせたのは本棚の存在感を心に刻みつけ、片づける習慣のスリコミのため。

1代目テーブルの脚
本だけじゃなく、おびただしいCDもバラバラとしないよう小さい棚をつけた。上から2番目の棚は僕用の文庫本サイズにしたのだが、今はCDを置いている。

僕は足がついている家具が好きで、空間的に贅沢かと思われるかもしれないが高い足をつけたりする。この本棚には椅子にもなるような足にした。足をよく見ると穴があいて、組合せの凹凸がある。これは今の使っているテーブル(自作)の一代目の脚だったのだ。実は。

さて、足を高くすると空間的に贅沢感が出る。なんかいい。なんかいいなあと思う間もなく、子供が足の間にごちゃごちゃとものを詰め込んで、一気に庶民的な風景なってしまう。庶民だからいいけど。

こんな風に恒久的に本を置いておくためのものではなくて、マガジンラックと本棚の中間的な役割のこじんまりとした本棚もいいもんだ、と自画自讃。

この頃はこんな有価証券が・・
実はほかの部屋には巨大な自作本棚がある。こちらは後日また紹介しようと思うが、紹介するためには写真を撮らなくてはいけなくて、写真を撮るとどんな本があるか丸見えで、結構それって恥ずかしい。とはいえ本を全部おろすとなるとちょ~面倒で。「面倒」と「恥ずかしい」、どっちを選ぶか悩んでいる・・かと思えば、別に悩んでいない。









(2007年ごろ 作)

2011年1月30日日曜日

earth8 110130

ちょっびっと久しぶりに写真を撮ったらなにやら葉っぱが増えて大きくなっていた。空気は乾燥した感じだし風も冷たくて寒いけどearth君は立派に元気じゃん。少しお肌はきれいにしてあげたいと思いつつそのままにしている。

そういえば僕は今日はほぼ一日窓際の椅子に座ってパソコンで仕事していた。明日の仕事のため結構なヴォリュームの資料を作った。
こういう仕事は嫌いじゃあないので、いつまでもやってしまう。

だけど資料というのは何度か使うと飽きてくるものだ。なぜか? たぶん資料自体が成長しないものだからだろう。そのかわり自分が変わっているから。いっぽういつまでたっても陳腐化しない資料というのは名作なのか? それとも自分が成長しないからなのか? おお、難問だ! 良い資料とはなんだ!

2011年1月28日金曜日

地図

あるけあるけ
小さい時なぜか、近所の地図を描いたりしていた。家から学校に行くまでのいろんな道と近道と、道じゃないけど通れる家と家の隙間の地図を描いたりしていた。ところが曲がっていないはずの道が地図を書いていくうちにどうにも折り曲げないとつながらないってへんてこなこともしばしばあった。

本日歩いたコース
それはともかく。今僕の小さなマイブームは歩くことで、実は今日は仕事の途中青山墓地と六本木を歩いた。東京のど真ん中には森閑としたところがある。過墓地も相当に広いがその北には東宮御所という宮内庁管轄の広い森があり、その隣は神宮の森。青山墓地を下ると六本木ヒルズがそびえている。帰宅時は麻布から浜松町まで歩くのが日課になった。遠いようだがだいたい25分ぐらいで歩ける距離だ。東京タワーの下をくぐるように通り増上寺の横を歩く。ここも幽玄な場所だ。
ここ20日の毎日の歩数と体重の遷移


もちろんビールは最近飲まないようにしているし食べるものも腹八分目にしている。自分の精神をコントロールするのも創作に似ている。

2011年1月23日日曜日

脱線1

無粋投棄
不法に投棄されたものに唖然となった。
試合のメダルと思しきもの。なぜ・・・?
近所を息子と散歩中、とある大きな墓地の横にあるゴミ捨て場。ゴミを置くべきところではない場所に捨ててある。学校からの放棄物と思しきものの中にいろいろな小歴史的なものたくさんありビックリした。個人や団体が特定できる写真やトロフィーが捨ててている他、まだ使えそうなものもイッパイある。捨てた人物の無粋さを哀しく思う。単なるモノに心さえ感じる人もいれば、モノも思い出にもそれに関わる人にも何も感じない人間がいるんだねー。

(黒板、高校バレーボール大会の記念写真、トロフィー、盾、メダル、新品のバスケットボール、おびただしい写真のパネル・・・)

携帯電話ホルダー 0122

こんかい考えた結果
いよいよホルダー部分の縫製に。縫製は力がいったが、なんとかできた。途中で糸が一回切れた。革の縫製は、糸を8の字に書くように交互に縫うのでどうしても一度糸が通ったところをもう一度針を通す。そのさいに


次に携帯電話が落ちないように金具を上につけた。この金具をつけるまではほんとーに考えた。
はじめはカシメ(ボタンのようなもの)で可動式の取っ手のようなものを作ろうと思っていた。蒲田のユザワヤに行って売り場をうろうろうろうろうーろうろうろうろうーろうろ。そして店員に、カシメの取り付け方や、その道具や、大きさやなんだかんだ聴いた。その挙句小さなカシメを2つつけるだけで、道具やなんかで2000円近くかかることがわかり、やめた。

ところが、その方法よりも良いものを思いついた。一生けん命に考えてよかった。
四角くなった金具に携帯電話をカチッと、はめ込む方式だ。ちょうど良い(感じの)大きさの金具があったのでそれだけを買った。220円也。
あ、さて、では金具をどうやって革に取り付けたか。また考えた。

薄い皮折りたたんでそこに金具をとおして、2重のホルダの革で挟み込むことにした。薄い皮は前の携帯ホルダーの革にちょうどいいのがあったのでこれを引っぺがして利用した。

作ったホルダー以前のホルダー(既製品)


携帯電話を入れたが、きっつきつだった。
これは計算済み。革は伸びるから使っているうちにちょうど良い感じになるはず。
あと、センターの縫製部分は丸見えなので、見栄えよくするために何かをしなければと思っている。

革を切った断面はがさついていてかっこよくないのでここも磨かなければ。ウェブを調べたらコバ磨きという、結構大事な工程なんだそうな。ただしたいていの場合このコバ磨きは細工の初期の段階でするらしい。僕は大方できた段階でそれを知ってしまったわけだ。

ウェブ先生によると、コバ磨きには、トコノールという特殊溶液が必要なのじゃと。あまりお金使いたくない僕はもうこれ以上何か買いたくなく、代用品を探していた。
かみさんが持っていた、革用のオイルを塗り込んでみたり、木で磨いたり、布で磨いたりしたが、あんましきれいにならない。

ところがハンドクリームを塗り込むという手があるとやっぱりウェブ先生の投稿でみた。さっそく試したらこれはいけた。そして余った革の裏側で磨いてみた。これもよかった。つるぴかになった!
あとは時間をかけて全体的に磨きをかけていくだけである。

糸は長持ちするようにオイルを塗り込んでおおく。モノ初めから、そして使い込むなかでしっかり、メンテナンスして磨いてあげることでより美しく、使いやすく、がんじょうになるのだろう。

革細工を通じて結構学ぶところは多かった、まだまだ未熟な僕でありました。