ようこそ。
身のまわりの いろいろな モノを ジャンルをとわず あまり深い 考えもなく つくったので 写真と みじかい駄文で ログって います。 あまちゅあが つくったにしては まあ まあ おもしろい のではとおもっています。
 

2011年2月19日土曜日

サイドボード

繊細なつくり?

食器棚も欲しかったけど、サイドボードも欲しかった。うちの中にはどこにもしまわれず飾られずのグラスや食器、ぼんやり床にならべられたお酒の瓶がたくさんあった。ある時カナダのアーティストから1セット100ドルもするコーヒーカップとソーサーのセットを2セット買った。それをならべちょっと自慢したいという理由もあり、食器棚サイドボードを作ることにした。

期待はしていなかったが一応家具屋は探したが、やはりこれといったものはなく、むやみに高級そうかむやみにセンス悪いサイズのものばかりだった。ただし既製品を探すことはデザインや機能を研究するうえでためになる。研究といったって大したことしたわけではないが。
竹ひごのレール

デザインはたぶん何かを参考にした。例えばガラス多分に使い採光よくしたのもはそれ。ガラスつきの家具なんて作ったことなかったのでチャレンジだった。曲線を取り入れたり、脚をつけ、また全体がオレンジ系なのも僕のこのみ。薄型で上に行くにしたがって奥行きを狭めるのは狭い部屋で圧迫感がないように。特にお酒を並べるのに圧迫感があっては精神的に困る。

ガラス。近所のガラス屋にいって必要なサイズを切りだしてもらった。引き戸のガラスは割と大きい。特殊なのは天板のガラス。幅10センチ長さ1メートル。面積に関係なくこのようなガラスを切り出すには元のガラスが最低幅1メートルなければいけない。ガラス屋のおっさんがどでかいガラスを持ち出して、10センチ幅のガラスを切り出すときはああもったいないなと思ったが、しっかりお金もとられた。

引き戸。これも精密性が要求される造作だがなんかうまくできた。戸にはべニア板を使いのこぎりではなく定規を当ててカッターナイフで切断したのが正確に作れた理由だと思う。下の扉はレールを竹ひごで作っている。上のガラス戸のレールはホームセンターで買ってきたもの。本来このように使うものかどうかはわからない。上の戸は、外れることはないが下の方はしばしば外れるので開け閉めはそおっとする。

木工部分は集成材とべニア、工作用の角材を利用している。下の戸だなにあるコップやグラスや小瓶用の小さい棚は後からくっつけたもの。大概の小さな部品は木工用ボンドでくっつけている。貼り付ける面積を広くすれば木工用ボンドも強い。さすがにちいさい棚には支えの脚をつけている。構造物全体も集成材にほぞをあけて組み合わせているがやはり木工用ボンドで固定している。引越しするようなことがあればこの食器棚を運ぶのは最細心の注意を払う必要がある。

かみさんはいまだに食器棚をほしがっている。



天板は1メートルぐ

earth8 110219

雪ニモマケズ
Very cold today. 
Yesterday, very strong windy day.
North area snow lay.
However, spring'll come soon.
Last night He looked at full moon. 
Saying never stop to grow.
His cheek glow.

  - Jack. K. Swan
今日はとても寒い
昨日はとても強い風の日だった
北国は雪でおおわれている
ただ春はすぐくる
昨夜君は満月を見ていたね
変化をやめないって言ってるみたいに
頬が輝いていたね

(訳:ブログ管理人)

2011年2月11日金曜日

オーディオラック

笑うオレンジ
住まいのサイズや関連するモノの大きさに合わせて作るオーダメード家具は、誂えものゆえ高価である。自分で自分にオーダすると、既製品(レディメード)家具よりも少ない現金支出で済む。ただし自分の時間もお金で換算すれば、材料費+自分の手間賃、となるので理論上は高くつくかもしれない。僕が作った家具を奇特にも「それ買ったっ!」という人がいたら、僕の家具の何に価値を置いて報酬を支払うのだろう。

1.材料
2.大工道具のすり減り賃
3.デザイン料
4.サイズ検討・設計費
5.打ち合わせなどの手間賃
6.大工作業費
7.ドキュメント費用
8.大工時の労災保険料
9.有名料
10.メンテナンス料金

「有名料」とは、僕自身に対するプレミア。例えば「ジョン・レノンの落書きがヨーロッパの何チャラオークションで数万ドルで落札」などはそれにあたる。また「メンテナンス料金」とは、購入後でも修理をして欲しい場合云わば保険料。僕への考えられるとしたら、1~10の内どれとどれか。も・ら・え・た・らの話だが。

僕が僕に注文した家具の何作目かがこのオーディオラック。シンプルなこと、木製なこと、部屋の中を動かせること、オーディオのサイズに無駄なくぴったりなこと、明るいきぶんになれる色彩であること、ドア付であること。この作品はこれらの注文をこれらを文句なく満たしている。¥1,000,000?

さてラックのドアに色を塗った後にパレットに絵の具が大量に残ってしまった。貧乏性でどケチな僕は余った絵の具も使いきってしまおうと考えた。ドア正面に何かよい意匠をと、考えた末、笑顔を描いた。それは注文主である僕は、全く頼まなかった仕事なので、この時点でオーダ家具屋としては失格、となる。¥0。

2001年さく
ただまあ作った本人もオーダした本人もその家族もこの笑顔に愛着がわき、時々修理しては使っているので、価値は上がっている・・・はず。

ものの価値にはもう一つ「歴史」ということもある。なんかのことでもしや僕が超有名になった場合は余った絵の具で笑顔を描いたラックも「やっぱりなにかもっている」などと後付けのプレミアがつく。

earth8 110206

facebook常連?

このごろ気まぐれにfacebookを眺めてる。知り合いの近況などが書かれていると読んじゃうが、日ごろ会っていない人ほど、近況がわかるのは楽しい。写真だけでもいい。久しく会っていないけれど近況が気になる人はとても大勢いるので、facebookにもっと登録してくれたらいいと思う。

earth8君は気まぐれで僕のブログに顔写真が載るが、僕の近況をfacebookに書くより頻度が多い。寒い冬なのにearth8君は少しずつでも生やし、蠢いているようで、ニュースソースとなりうる。earth8君が一個人としてfacebookにレジスタされたら、友達百人できるかな。

写真は前の日曜日のもの。今日は建国記念日。窓の外は雪が降っている。earth8君は雪の当たらないところで雪宿り。

2011年2月2日水曜日

小本棚

おしゃれかも
上から、父、母、息子 の塗り
日曜大工とか好きな人はたぶん誰でも「棚」作るのだろう。僕もちろんご多分に漏れずこれまでにたくさん作ってきたと記憶している。僕が作った棚は現在数台が我が家にあり。黙って元気に活躍している。

これはもっとも歴史の浅い本棚。僕が作って色は家族3人で塗った。棚の部分だけは板を買ってきたが、柱はすべて木工で余った角材やべつの家具の部材だったものをリサイクルした。エコなところと、思い出を捨てないところがリサイクルのよいところだ。

この本棚は、本好きではあるが片づけは好きじゃないかみさんと子供が図書館から定期的にどっさり持ってくる本をそこらじゅうにばらまかないようにするため。色も塗らせたのは本棚の存在感を心に刻みつけ、片づける習慣のスリコミのため。

1代目テーブルの脚
本だけじゃなく、おびただしいCDもバラバラとしないよう小さい棚をつけた。上から2番目の棚は僕用の文庫本サイズにしたのだが、今はCDを置いている。

僕は足がついている家具が好きで、空間的に贅沢かと思われるかもしれないが高い足をつけたりする。この本棚には椅子にもなるような足にした。足をよく見ると穴があいて、組合せの凹凸がある。これは今の使っているテーブル(自作)の一代目の脚だったのだ。実は。

さて、足を高くすると空間的に贅沢感が出る。なんかいい。なんかいいなあと思う間もなく、子供が足の間にごちゃごちゃとものを詰め込んで、一気に庶民的な風景なってしまう。庶民だからいいけど。

こんな風に恒久的に本を置いておくためのものではなくて、マガジンラックと本棚の中間的な役割のこじんまりとした本棚もいいもんだ、と自画自讃。

この頃はこんな有価証券が・・
実はほかの部屋には巨大な自作本棚がある。こちらは後日また紹介しようと思うが、紹介するためには写真を撮らなくてはいけなくて、写真を撮るとどんな本があるか丸見えで、結構それって恥ずかしい。とはいえ本を全部おろすとなるとちょ~面倒で。「面倒」と「恥ずかしい」、どっちを選ぶか悩んでいる・・かと思えば、別に悩んでいない。









(2007年ごろ 作)