ようこそ。
身のまわりの いろいろな モノを ジャンルをとわず あまり深い 考えもなく つくったので 写真と みじかい駄文で ログって います。 あまちゅあが つくったにしては まあ まあ おもしろい のではとおもっています。
 

2014年8月31日日曜日

ギターのネック自己流で修理 ⑧

8月30日~31日


仕上げに再度、表面をきれいにすることにした。
前回塗ったラッカーがとても汚かったからだ。

残念ながら、写真を撮るのを失念したが、
もう一度ペグを全て取り外し、

表面をサンドペーパーで磨いた。
アクリル絵の具で黒く塗った。
それをまたぼかすために、サンドペーパーで削ったり、
歯磨き粉と歯ブラシでこすったり。

まあまあの感じになる色合いで妥協した。

ネック裏面の当て木は敢えて、一部塗り残して
がんばった証と折ったことへの自戒とした。

ラッカーはトールペイント用のスプレーラッカーを、
重ね塗りした。

実を言うと、ラッカーを塗る前に、
ウエットティッシュで表面をきれいにしたところ、
ウエットティッシュに含まれている成分とラッカーの
相性が悪かったらしく、汚くアバタになってしまった。

乾くのを待ってもう一度サンドペーパーで落とし、
改めて黒くアクリル絵の具を塗って、
乾くのを待ってラッカーを塗り直した。

4~5回は重ね塗りした。
ラッカーも乾けば強度の足しにはなるだろう。

GIBSONのエンブレムはもうつけなくて、いっか。









表も裏も、何度もラッカーを重ね塗りして、
だいぶきれいになった。
アバタもぐずぐずもない。
そろそろ、ペグをつけよう。


ギターのネック自己流で修理 ⑦

8月26日~27日

当て木がくっついた。

がっちり固定されている。
がっちり固定されているのを確認した。
すぐに形を整えるための彫塑に入った。
 彫塑は主にカッターナイフを使った。
木が柔らかいので割とサクサクできた。

ただし、ギターヘッドのオリジナルカーブを
できるだけ出したいなと思った。

それと、ヘッド部分はともかく、
ネックの部分はある程度削らないと
コードが押さえにくくなる。

特に斜めになっているとよくない。
ここは慎重に、美しく、確かめながら削った。

時間をかけてだいぶヘッドとネックの
元の形が浮き出してきた。














当て木と、ギター体の隙間や
段差をパテで埋めた。


そして、パテの部分も含めて全体になめらかに
なるようにサンドペーパーをかけた。
だんだんなめらかになってきた。

形もギターにしっくりなじんできた。



色を付けた。

うーん。
色は難しい。一気に渋い感じになった




























でも、なんかしっくりなじんでいる。
当て木とは思えないなじみ方。

俺、天才?

でも強度が証明されるまえは、なんとも。




ギターのネック自己流で修理 ⑥

8月24日


考えた挙句、
 当て木を真っ二つに割ってみることにした。
強度上の心配はあるが、まあ大丈夫だろう。

また左右にちょっと多めに削りすぎた分も補正できると思った。
半分に切って、真ん中に寄せて左右を絞る。









よし、ぴったりだ。
チョイ隙間があるところを、もう少し削って。

これで、接着していこう。

再び、スーパー万能超強力接着剤の登場だ。

隙間なく当て木を作ったので、強力にくっつくはずである。

ゆけ!






当て木の接着後、乾くまでの1日は協力固定。今回は考えた末にパンツのゴム(!)利用。

ぐるぐる巻きにしたところ包帯のようにも見え、きちんと傷が癒えるのをおとなしく待つ。



ギターのネック自己流で修理 ⑤

8月21日

江戸時代に、歯入れ屋という職人がいたそうだ。
人の上顎や下顎に形に合わせて、柘植の木を成形(彫塑)して、立派な入れ歯を作る。

 と、それほど大層なことじゃないが、
ギターのネックとヘッドの境目の複雑なカーブに合わせてぴったりとした
当て木を作ってみようと思い立った。
今回のテーマはとにかく、先を焦らないこと。
考えながらクールに進めよう。

当て木となる候補はやっぱりベランダに合った端木を、
適当な大きさに切って使うことにした。

先に、ギターの方の当て木を当てる部分を削った。
ラッカーや塗装があると、接着に難があるからだ。

カーブを気にしながら削るのはなかなかに
骨の折れる作業だった。


東急ハンズで学童用の「高級彫刻刀」(2000円)を買ってきた。



当て木の内側を慎重に掘っていく。
最初は、目分量でネックとヘッドのカーブに
合わせながら削る。


江戸の職人はどうやって、顎と柘植の木を合わせていったんだろう。


文房具屋でカーボン紙を買ってきた。
当て木とギターをあわせてはカーボンで汚れたところ削っていく地道な作業。
これは以前歯医者で、上下の歯のかみ合わせを
確かめるのに歯科医師がしていた方法を頂いた。



ギターに当て木とカーボン紙を当てながら、
何度も何度も削って調整した。


うむ。ぴったりあっているんだろうか。。
考えた。




ギターのネック自工流で修理 ④

8月17日

ヘッドの背面と全面の補強材にカラーニスで色づけした。
ほんの少しいい感じになった。






















前面は黒も混ぜて、渋くした。
丹念にラッカーを塗り重ねた。
乾くのを待って、ペグを取り付けた。
なんか、いい感じになった。




さて、弦を張った。
見てくれだけは、まあまあマトモだ。

さっそくチューニングして、つま弾いてみた。
音もいい感じ。

でもやっぱりヤワだった。
いくらチューニングしても音があってこない。
つまり、ネックの強度が十分ではなく、
前傾してきているということだ。

あきらめかけた・・。

三日間アイデアが浮かんでくるまで、寝かせた。

ギターのネック自己流で修理 ③

8月14日~16日

よし。補強材はくっついた。
でもまだまだ。強さは十分じゃないだろう。


前面にも補強材(板状)を張ることにした。
見てくれが悪いのも直せるし。




まずは、削った。
削った道具はカッターナイフと木工やすりとオービットやすり。
問題がない個所にはマスキングしたらなにやら鉢巻君になった。
苦労したところは、削った面が水平になるように測りながら作業したこと。
割ときれいにけずれた。

次いでに背面の補強材も高さ合わせに削った。


削った面に合わせて補強板材を準備した。
適当な薄さのものはべニアになってしまった。






べニア自体はきれいに貼れた。
超強力スーパー万能接着材で貼った。

また、ヘッドの形に合わせてきれいに削った。
ペグの部分は少し薄めに削った。

見てくれを良くするために削っているうちに、プチ失敗に気づいた。

べニアの目を縦横が意識すればと思った。
表面上は間違っていないようにい見えるが、
板を削っているうちに、横目が出てきた。
強度がやわになりそうだ。

苦労したところ。ヘッドの下の部分のアールを出すのに苦労した。

ギターのネック自己流で修理 ②

8月12日~13日

ヘッドの上下が一応くっついた。
ただ強度は十分じゃないだろう。
それに見てくれが悪い。自戒も込めてこのままでもよいが・・。


 ヘッドに補強材を入れてみることにする。
 プロの修理屋さんのブログからのパクリ。

 カッターナイフと、ノミで補強材を入れる溝を掘る。
苦労したこと、まっすぐに慎重に掘ること。
補強材はベランダに合った端材を適当に選んだ。

溝に隙間なくぴったりはまるように切った。、
ここは少し頑張った。
ネックと、ヘッドの境目のそりに合わせて、
補強材を曲げた。

曲げ方は、以前見たことのある秋田のワッパ細工の工程が記憶に残っており、薬缶にお湯を沸騰させた蒸気でむして曲げた。

苦労したことは、蒸気が暑かったこと。

 補強材がぴったりはまった。
厚さがはみ出しているところは、後で削る。
超強力万能スーパー接着剤で固定する。


近くのホームセンターで買ってきた万力大小2個(両方で600円ほど)で補強材を固定。

苦労したこと。
暑い中ホームセンターに買い物に行く瞬間。