ようこそ。
身のまわりの いろいろな モノを ジャンルをとわず あまり深い 考えもなく つくったので 写真と みじかい駄文で ログって います。 あまちゅあが つくったにしては まあ まあ おもしろい のではとおもっています。
 

2014年9月13日土曜日

ギターのネック自己流で修理⑪

9月9日~12日

塗装。

色付けはニスとアクリル絵具で。

木目が美しい。
前に貼った補強材ともなんとなく馴染んでいる。
盛り上がっているところがギターらしからぬが。

全体を同じ木目にしたいと言う願望もむらむらと出てくるが、ぐっと抑える。
あるいは全体を塗ってしまうか。

補強材以外の部分は、アクリル絵の具の黒、アンバー、赤、ネイビーの微妙な調合で塗り込む。




オリジナルの木目は完全に消えた、その代り、僕オリジナルの粋な感じになった?

写真では見えにくいのが残念。

色付けはともかく、その上からラッカーを塗ったらアクリル系はいつまでたってもべたつくことが今さらながらに分かった。

急きょ、シマホに行って水性ラッカーを買ってきて塗装したら
べたつかなくなった。(教訓)

弦を張った、弾いてみた・・。

ギターのネック自己流で修理⑩

9月6日

やっぱ、ヤワいし、ネックが曲がってきそうなので補強することにした。



まずは、補強材が接着しやすくするために補強個所を平らに削る。
前回までせっかくきれいに仕上がったところがもったいないが。。。
削った個所は、若干確度がついているので、補強材はこれに合わせなければならない。


 補強材の底辺を、削ってなんとか角度を合わ
せる。
平らに削ったつもりでも、ぴったりと合うまでは、
ナイフややすりを駆使して結構時間がかかった。

次に、接着。
前回まで使った、「万能強力スーパーなんとかは、完全に使用できなくなったので、アロンアロファ木材用、とレガシー木工用ボンドの合わせ技で、くっつける。

万力で、ぎゅうっと。

くっつきました。しっかりと。
そして、きれいにまあるくしました。
人の顔見たい、とかみさんに言われました。
かわいいです。

いちおう、この時点でギターに弦を張って十分にチューニングし、
ヘビーに弾いても浮き上がってこないことは確認。
がっちりくっついているということで、塗装に入ることにした。

2014年9月1日月曜日

ギターのネック自己流で修理 ⑨

8月31日




慎重に弦を張った。
これが一番塗りたてのラッカー、表面は乾いたけどまだ強くは握れない。

慎重にペグを取り付けた。

GIBSONのエンブレムは、まいっか。



慎重に弦を張った。
これが一番、緊張する。

まずはゆるく張る。

それから、徐々にチューニング。


どうかなー。

やっぱ、ヤワいな・・。










2014年8月31日日曜日

ギターのネック自己流で修理 ⑧

8月30日~31日


仕上げに再度、表面をきれいにすることにした。
前回塗ったラッカーがとても汚かったからだ。

残念ながら、写真を撮るのを失念したが、
もう一度ペグを全て取り外し、

表面をサンドペーパーで磨いた。
アクリル絵の具で黒く塗った。
それをまたぼかすために、サンドペーパーで削ったり、
歯磨き粉と歯ブラシでこすったり。

まあまあの感じになる色合いで妥協した。

ネック裏面の当て木は敢えて、一部塗り残して
がんばった証と折ったことへの自戒とした。

ラッカーはトールペイント用のスプレーラッカーを、
重ね塗りした。

実を言うと、ラッカーを塗る前に、
ウエットティッシュで表面をきれいにしたところ、
ウエットティッシュに含まれている成分とラッカーの
相性が悪かったらしく、汚くアバタになってしまった。

乾くのを待ってもう一度サンドペーパーで落とし、
改めて黒くアクリル絵の具を塗って、
乾くのを待ってラッカーを塗り直した。

4~5回は重ね塗りした。
ラッカーも乾けば強度の足しにはなるだろう。

GIBSONのエンブレムはもうつけなくて、いっか。









表も裏も、何度もラッカーを重ね塗りして、
だいぶきれいになった。
アバタもぐずぐずもない。
そろそろ、ペグをつけよう。


ギターのネック自己流で修理 ⑦

8月26日~27日

当て木がくっついた。

がっちり固定されている。
がっちり固定されているのを確認した。
すぐに形を整えるための彫塑に入った。
 彫塑は主にカッターナイフを使った。
木が柔らかいので割とサクサクできた。

ただし、ギターヘッドのオリジナルカーブを
できるだけ出したいなと思った。

それと、ヘッド部分はともかく、
ネックの部分はある程度削らないと
コードが押さえにくくなる。

特に斜めになっているとよくない。
ここは慎重に、美しく、確かめながら削った。

時間をかけてだいぶヘッドとネックの
元の形が浮き出してきた。














当て木と、ギター体の隙間や
段差をパテで埋めた。


そして、パテの部分も含めて全体になめらかに
なるようにサンドペーパーをかけた。
だんだんなめらかになってきた。

形もギターにしっくりなじんできた。



色を付けた。

うーん。
色は難しい。一気に渋い感じになった




























でも、なんかしっくりなじんでいる。
当て木とは思えないなじみ方。

俺、天才?

でも強度が証明されるまえは、なんとも。




ギターのネック自己流で修理 ⑥

8月24日


考えた挙句、
 当て木を真っ二つに割ってみることにした。
強度上の心配はあるが、まあ大丈夫だろう。

また左右にちょっと多めに削りすぎた分も補正できると思った。
半分に切って、真ん中に寄せて左右を絞る。









よし、ぴったりだ。
チョイ隙間があるところを、もう少し削って。

これで、接着していこう。

再び、スーパー万能超強力接着剤の登場だ。

隙間なく当て木を作ったので、強力にくっつくはずである。

ゆけ!






当て木の接着後、乾くまでの1日は協力固定。今回は考えた末にパンツのゴム(!)利用。

ぐるぐる巻きにしたところ包帯のようにも見え、きちんと傷が癒えるのをおとなしく待つ。



ギターのネック自己流で修理 ⑤

8月21日

江戸時代に、歯入れ屋という職人がいたそうだ。
人の上顎や下顎に形に合わせて、柘植の木を成形(彫塑)して、立派な入れ歯を作る。

 と、それほど大層なことじゃないが、
ギターのネックとヘッドの境目の複雑なカーブに合わせてぴったりとした
当て木を作ってみようと思い立った。
今回のテーマはとにかく、先を焦らないこと。
考えながらクールに進めよう。

当て木となる候補はやっぱりベランダに合った端木を、
適当な大きさに切って使うことにした。

先に、ギターの方の当て木を当てる部分を削った。
ラッカーや塗装があると、接着に難があるからだ。

カーブを気にしながら削るのはなかなかに
骨の折れる作業だった。


東急ハンズで学童用の「高級彫刻刀」(2000円)を買ってきた。



当て木の内側を慎重に掘っていく。
最初は、目分量でネックとヘッドのカーブに
合わせながら削る。


江戸の職人はどうやって、顎と柘植の木を合わせていったんだろう。


文房具屋でカーボン紙を買ってきた。
当て木とギターをあわせてはカーボンで汚れたところ削っていく地道な作業。
これは以前歯医者で、上下の歯のかみ合わせを
確かめるのに歯科医師がしていた方法を頂いた。



ギターに当て木とカーボン紙を当てながら、
何度も何度も削って調整した。


うむ。ぴったりあっているんだろうか。。
考えた。




ギターのネック自工流で修理 ④

8月17日

ヘッドの背面と全面の補強材にカラーニスで色づけした。
ほんの少しいい感じになった。






















前面は黒も混ぜて、渋くした。
丹念にラッカーを塗り重ねた。
乾くのを待って、ペグを取り付けた。
なんか、いい感じになった。




さて、弦を張った。
見てくれだけは、まあまあマトモだ。

さっそくチューニングして、つま弾いてみた。
音もいい感じ。

でもやっぱりヤワだった。
いくらチューニングしても音があってこない。
つまり、ネックの強度が十分ではなく、
前傾してきているということだ。

あきらめかけた・・。

三日間アイデアが浮かんでくるまで、寝かせた。