いよいよホルダー部分の縫製に。縫製は力がいったが、なんとかできた。途中で糸が一回切れた。革の縫製は、糸を8の字に書くように交互に縫うのでどうしても一度糸が通ったところをもう一度針を通す。そのさいに
次に携帯電話が落ちないように金具を上につけた。この金具をつけるまではほんとーに考えた。
はじめはカシメ(ボタンのようなもの)で可動式の取っ手のようなものを作ろうと思っていた。蒲田のユザワヤに行って売り場をうろうろうろうろうーろうろうろうろうーろうろ。そして店員に、カシメの取り付け方や、その道具や、大きさやなんだかんだ聴いた。その挙句小さなカシメを2つつけるだけで、道具やなんかで2000円近くかかることがわかり、やめた。
四角くなった金具に携帯電話をカチッと、はめ込む方式だ。ちょうど良い(感じの)大きさの金具があったのでそれだけを買った。220円也。
あ、さて、では金具をどうやって革に取り付けたか。また考えた。
薄い皮折りたたんでそこに金具をとおして、2重のホルダの革で挟み込むことにした。薄い皮は前の携帯ホルダーの革にちょうどいいのがあったのでこれを引っぺがして利用した。
作ったホルダー以前のホルダー(既製品) |
携帯電話を入れたが、きっつきつだった。
これは計算済み。革は伸びるから使っているうちにちょうど良い感じになるはず。
あと、センターの縫製部分は丸見えなので、見栄えよくするために何かをしなければと思っている。
革を切った断面はがさついていてかっこよくないのでここも磨かなければ。ウェブを調べたらコバ磨きという、結構大事な工程なんだそうな。ただしたいていの場合このコバ磨きは細工の初期の段階でするらしい。僕は大方できた段階でそれを知ってしまったわけだ。
ウェブ先生によると、コバ磨きには、トコノールという特殊溶液が必要なのじゃと。あまりお金使いたくない僕はもうこれ以上何か買いたくなく、代用品を探していた。
かみさんが持っていた、革用のオイルを塗り込んでみたり、木で磨いたり、布で磨いたりしたが、あんましきれいにならない。
ところがハンドクリームを塗り込むという手があるとやっぱりウェブ先生の投稿でみた。さっそく試したらこれはいけた。そして余った革の裏側で磨いてみた。これもよかった。つるぴかになった!
あとは時間をかけて全体的に磨きをかけていくだけである。
糸は長持ちするようにオイルを塗り込んでおおく。モノ初めから、そして使い込むなかでしっかり、メンテナンスして磨いてあげることでより美しく、使いやすく、がんじょうになるのだろう。
革細工を通じて結構学ぶところは多かった、まだまだ未熟な僕でありました。
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